自分でふりかえりを考えて実施してみました
👆のイラストは以前私が描いたもので、それを今回財布にしてみました。
振り返るとたくさんのイラストを描いており、それらが残ることで
こうやって身につけるものに装飾できる利用価値もあります。
我々が日々してきていることは、そのまま流すこともできますが、
できれば文字や絵にして残しておきたいという気持ちはないでしょうか?
日記を書いていた時期はよく読み返しては、この頃こんなことを考えていたのか
この時していたことが、今、役に立っているな、とか、まれにありました。
どんどんと新しい技術や新しい考え方が発表されていますが、
新しいものにワクワクしながらも、今までしてきたことを振り返って
これから自分が、どう新しくなっていくかを考えていくのもいいかもしれませんね。
こんにちは、あるがです。
今回は、我社のチームで行っているふりかえり時間のなかで、
自分なりの手法を試してみたので、その内容と結果をお伝えできればと思っております。
目次
ふりかえりって何か? を自分で考えてみた
まずはじめに、ふりかえりと聞いて、ふりかえりガイドブックの内容を思い浮かべた方も
いらっしゃるかと思います。
わたしはまだ読んでいません。なのにふりかえりのブログを書いております。
すみません。
我々のチームのリーダーはスクラムマスターでして、その下でふりかえりを体験できており
非常に恵まれた状況で、ふりかえり体験やファシリテーターもさせていただいております。
複数のふりかえりを用意していただき、それぞれ体験しつつ、
1年以上続けてから、自分の中でふりかえりってそもそもなんだろう、と考えてみると、
自分のメンタルをポジティブにしつつ、そのメンタルのまま、
じゃあ、次はどうしていこう(個人として+チームとして)という考えにシフトしていく
過去よりも未来に向けた行為、なのだと思います。
自分ならどういったふりかえりをしたいのか考えて調べてみた
そんな考えのもと、自分なりのふりかえりをどうやって作ろうかと考えたところ
0から作るのは難しいので、ネットで自分のしてみたいふりかえりを調べてみました。
自分がしてみたかったふりかえりは
- ゲーム性をもたせたい(ボードゲームが好きなので)
- ポジティブな流れにしたい
- 現状の問題点とTryを出したい
この3要素をもたせたいと思いました。
こちらの記事を書いていただいた方々に感謝※しつつ、
このふたつを一緒にしつつ、YWTの要素も含みつつて、
自分で以下のルールを作ってみました。
そんな考えをもちつつ、調べていくと、「Blokus」という手法と
「Good & New」という手法にたどり着きました。
2. ふりかえり開始 [5〜8分]
1週間のふりかえりを好きなマスに、好きな数書いて貼ってください
1マスに書けるふりかえり内容は、1つまでとします
縦に2マス以上書き込めた場合は2マス以上分を獲得したものとします
その下に書かれた付箋は下に押し出されます
3. ふりかえり内容にGood & New の内容で
リアクションしてください [5〜8分]
リアクションしたいふりかえりのマスに隣接した空きマスに矢印を書いてからリアクションとして意見を書き込みます
自分を含め、だれのふりかえりにもリアクションできます
リアクションの内容はGood & New(褒める & 提案)です
リアクションを行えたら、リアクションを行ったふりかえり内容(付箋)を(他人の付箋だったら)自分の色にしてください
リアクションに対してもリアクションできます
リアクションに対してGood & New(褒める & 提案)でリアクションできたら、リアクション元のリアクション(付箋)を(他人の付箋だったら)自分の色にしてください
縦に2マス以上書き込めた場合は2マス以上分を獲得したものとします
その下に書かれた付箋は下に押し出されます
4. 最後にそれぞれの付箋の色を数え、
次週のトライを決めます[5〜8分]
一番多い付箋の色の人を褒めます
この中から来週のトライを決めていきます
下のスタンプを1つ1票とし、2票スタンプすることができます
ふりかえりのオンラインツールは「Figma」の「FigJam」を使用しました。
ここで詳しく解説できませんが、とても使いやすいのでおすすめです。
自分で考えたふりかえりをチームで行い、意見を聞いてみた
こんな感じで沢山の付箋を貼ってもらうことができました!
我々のチームでは、リーダーのはからいで、ふりかえりのあとに
ふりかえり手法に対するふりかえりを行っております。
そこででた意見が下記になります。
ふりかえりのふりかえり
- 伸ばすこと
- ゲーム性があるのは楽しかった
- コミュニケーション系
- 導入としてなら良さそう
- 頭の整理系の場合はYWT
- ゲーム性があるのは楽しかった
- 改善すべきこと
- リアクションの色分けを考える
- Tryにつながるようにする
このように色々な意見をいただきまして、
個人的にも、ゲーム性があることで、とても楽しめたのですが、
そのゲーム性があることで、肝心のふりかえり自体が弱まり、Tryに繋がることが薄まった印象です。
なので、3番の問題点やTryがより出るような構成にしたほうが良いと思います。
ただ、ふりかえりをやってみましょう、というときは
かなりコミュニケーションをとることができるので
これをやってゲーム感覚でふりかえりを体験してもらうのは、とても良いと思いました。
こちらからぜひ、エントリーフォームからエントリーして、
ハンズラボで一緒にふりかえりの本を読んで学び、仕事とふりかえりをしましょう!
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
技術的なブログは過去記事(とくにここ!とか、ここ!)に
たくさんありますので、どうかそちらを読んでくださいませ!
※参考にさせていただいた記事はこちらになります
Blokus
Good&New