MBSハッカソン2017 参加レポート
はじめまして!AWSチームの百木田(からきた)です。2月からハンズラボに入社しました。
前職はインフラエンジニアとして、主にAWSを使ったインフラ環境の設計・構築・運用を行っていました。
また、それ以前は大学でやり投げを頑張っていました。やり投げる系のエンジニアです。
よろしくお願いします。これからエンジニアブログ頑張ります。
初回は技術系のお話ではなく参加レポートです。
2月11日に大阪で開催されたMBS主催のMBSハッカソンに参加してきました。
入社して最初の大仕事。気合入れて大阪へ。
弊社、昨年に引き続き協賛させていただいておりました。
当日の発表によると参加者数は131名!エンジニアだけでなく、プランナー、デザイナーも結構いました。
弊社からは5名。協賛とは関係なく一般応募で戦います。オールエンジニアです。
このMBSハッカソン、参加者全員がHackできるというわけではなく、今回のアイデアソンで8組に選ばれて初めて来週開催されるハッカソンに出場できるというもの。
1組5-7人なので決勝まですすめる確率は30-40%というなかなかな狭き門。
今回はアイデアソンの流れや思ったことを中心に書いてみようと思います。
会場入り
会場についたらまず着席します。チーム参加・個人参加関係なくバラバラに座るように言われ、各テーブルはじめまして状態になります。
スタート!
まずはじめにゲスト紹介があり、その後API提供していただいた各社からそれぞれのサービスについてご説明いただきました。
個人的にはcoineyというサービスがすごいなあと思いました。
アイスブレイク 「うろ覚えお絵かき」
自分の知っているテクノロジーについて事例なども含めチームメンバーに絵で説明します。
好きなMBSのコンテンツを共有
このハッカソン、テーマとして「今が旬の6つのテクノロジーを使ってMBSの番組・イベントをもっと面白くするITサービスを開発しよう!」ということを掲げているので、まずはMBSのコンテンツについてチーム内で共有し理解を深めます。
まずは好きなテレビ・ラジオ番組(のコーナー)、イベント、Webコンテンツなどを各個人がリストアップ。
それをチーム内で出し合い
- 好きな番組
- あまり他の人が出さなそうな番組
に分けてランク付け。
↑ここでチーム内で番組に関しての紹介やディスカッションをし合うことでそれぞれの番組に対する理解が深まる
ちなみに私は関東に住んでいるのでMBSを見る機会はほぼなく、情熱大陸しか知らなかったため、チームメンバーの方にそれぞれどんな内容か丁寧に説明していただきました。(ありがとうございました!)
コンテンツとテクノロジーを好きなように組み合わせてアイデアを出していく。
今回テクノロジーとしてテーマとなっていたものは以下の6つです。
- 人工知能(AI)
- 仮想現実(VR/AR)
- 位置情報
- IoT
- ロボット
- フィンテック
これらとMBSのコンテンツを組み合わせてアイデアを放出します。
組み合わせの例としては
- 「情熱大陸」✕「フィンテック」 とか、
- 「ちちんぷいぷい(MBSの情報番組)」✕「人工知能」とか。
とにかく組み合わせてからどんなものができるか考える。5秒考えて思い浮かばなかったら次!
というように頭の中のなにか溜まったものをどばどばと放出していくような作業。
私、とにかくこれが楽しくて快感でした。
この段階では、どう実現するの?とか、誰得よ?とか言わない約束。だめ、絶対。
こうして1人4つほどアイデアを出し、チーム内で紹介し合います。
ここもとてもおもしろかったです。自分以外の人の、しかも別業界の人のリミッターが外れたアイデアなんて聞ける機会はそうそう無いですからね。
お披露目会
その後、自分が出した4つのアイデアの中から本命として1つ絞り込み、1枚の画用紙にまとめて参加者全員でお披露目会です。
いいね!と思ったアイデアにシールを貼っていきます。うろ覚えですが多い人で40枚以上、いわゆる「モテアイデア」というらしい。ちなみに私はシール6枚・・・。認定・非モテアイデアでした。
チームビルディング
お披露目会の後はいよいよチームビルディングです。自分のアイデアとシールの枚数を提げてナンパし合いされ合います。
自分のアイデアと近い人と組んだり、面白いアイデアを持っている人と組んだり、そうして徐々にチームが組まれていきます。
そんな中、周りでチームビルドをしている人たちを見ていると何やらみなさん困っている様子。
「深刻なエンジニア不足!」
エンジニア、引っ張りだこでした。
いくらプランナーやデザイナーがチームにいて夢を語り合ってもエンジニアがいないと実現は難しい。
「Engineer First」
ファシリテータの伴野さんが何度かおっしゃっていました。アイデアソン・ハッカソンではものを作れる人が一番偉いですよーと。
そんなエンジニア不足が嘆かれるなか、我々のチームは全員エンジニアのチームで挑むことになりました。
この時は思っていました。勝つる!
チーム内でアイデアを育て、発表
チームビルドしてからチーム内でアイデアの発散→具体化→収束を2時間半ほどかけて行い、その後チームごとに舞台で発表です。
どのチームもコントを入れたりして工夫した発表。
そうして全25チームによる発表が終わり、審査員によるハッカソン進出チームが発表されました。
・・・負けました。
敗因(自己分析)
- エンジニアしかいないのでアイデアを育てる段階で、フィージビリティとか工数ありきの考えになっていた。
- プランナーのようなエンジニア以外の目線で考えるメンバーがいないのでいまいち斬新性に欠けたものになった。
- デザイナーがいないので発表資料が残念。
まとめ
アイデアソン・ハッカソンではEngineer FirstだがEngineer Onlyが強いということでもないということを身をもって経験しました。
バランス大事。
また、運営面の話ですがチームビルド前の発散の段階ではそれぞれの作業時間がとても短く区切られていて(長くても5分とか)、深く考える時間を与えない、パっと浮かんだアイデアを大事にする、みたいな部分はなるほど勉強になりました。
こうやって自分の脳ミソをフル回転させて発散させるという作業をすることで、凝り固まった頭が少し柔らかくなる気がしました。
あと、普段接しない人たちとリミッターを外して意見を交わすのって大事だなと思いました。
これからもアイデアソンに参加し、こういった機会を積極的に持ちたいです。
負けてとっても悔しかったので再挑戦したいと思います!
ありがとうございました。