社内勉強会「Devイベント」開催報告〜オフィスを出てプレゼンしよう〜
こんにちは、採用担当の青木です。
去る11月12日に、ハンズラボの社内勉強会「Devイベント」を開催しました!
Devイベントとは?
ハンズラボには内製と外販という2つの事業があり、且つその中で各チームに分かれて業務を行っています。各チームやPJTで取り組んでいる技術、取り組み、様々なエンジニアリングを、もっと社内で共有して欲しい、もっとエンジニアがやっていることが知りたい、そんな思いでこのイベントを企画しました。普段社内で会話自体はしていても、お互い仕事もありますしなかなか他のチームの深い話を聞く時間は取れないもの。そんな状況に一石を投じられたらなと思っていました。
なお、基本的に参加や登壇を社内メンバー限定としたのは、話す時の緊張を和らげたい(社外の人向けに話すハードルは高い)、話すことの制限をなるべくかけたくなかったからというところが大きいです。
イベントの開催にあたり、ルールを作り「Devイベント3つの約束」と題し事前にお知らせしました。
Be GEEK(ギークにいきましょう!)
Be honest(晒け出せるのは社内イベントの良さ!)
Have fun(登壇者も参加者も楽しみましょう!)
特に最後の「Have fun」は絶対に譲れない項目でした。楽しければまたやりたい、仕事も頑張りたい、と思えるのでは、と考えました。
場所は、東急不動産の新しいオフィスビル「渋谷ソラスタ」内にあるグループ向け共有スペース「COLABO!」を利用しました。オフィスを出て違う場所でイベントを行うのはとても良い気分転換になります!
登壇者は4名!各チームから猛者たちが発表
登壇は計4名のエンジニアが行いました。チラッとですが登壇内容をご紹介します!
AWS試験も英語で受験!オススメの英語学習法とは?
トップバッターは、留学経験、外資系企業勤務経験を持つエンジニアの佐藤が務めました。
プロジェクト支援室所属 佐藤
AWSの認定資格(ソリューションアーキテクト-アソシエイト)も英語版で取得したという佐藤。英語を学ぶと得られることとして、「技術調査や学習の効率が良くなる」「英文メールなや関連業務が来ても心理的負担が少なくなる」などを挙げ、オススメの学習方法のデモも行いました。
オススメの学習方法としては、「支援ツールを使う」「日本語で読んだ本の英語版に挑戦する」などをピックアップ。
学習支援ツールについての参考記事はこちら。ダブルクリックするだけで英単語の和訳をポップアップ表示できるGoogle公式拡張機能「Google Dictionary」Gigazine
エンジニアの皆さんは「リーダブルコード/The Art of Readable Code」の英語版などに挑戦してみてはいかがでしょうか?
自社開発POS「HandsPOS」にdポイントを!
東急ハンズに導入しているiPadのPOSレジ「HandsPOS」の開発を行っている髙木が2人目の登壇者として発表しました。
POSチーム所属 テックリード 髙木
「dポイント」が東急ハンズ、ハンズ ビー、ハンズ エキスポで利用できるようになりました。POSチームとして、このプロジェクトをメインで担当したのがiOSエンジニアでありテックリードの髙木でした。
タイトルは『東急ハンズで「dポイントがたまる!つかえる!」を支えるAWS技術』。セキュリティ面で考慮した様々なこと、Serverless Frameworkの活用など、AWS構成図を用い解説いたしました。弊社はフルAWSなのでAWS LambdaやDynamoDBのハマりどころもメンバーにはすぐに役立つ内容だったかと思います。
今回の登壇内容以外のところでは「AWS LambdaのPythonコード」についても工夫した点がたくさんある(髙木談)とのことで、続編の期待も高まる登壇でした!
紙の伝票をなくす!新しい技術を取り入れる!ハンズ基幹システムチームの挑戦
イベント後半戦となる3人目の登壇者は、MDチームの安齋。社内でも飲み会でも(?)プレゼンをしてくれる安斎は、今回担当した「お客様から直接注文のあった商品を管理するシステム」の刷新について解説しました。
東急ハンズIT部門のメンバーが何度も店舗に足を運んで打ち合わせを行い、ハンズ側(運用)とハンズラボ側(開発側)と密に連携を取りながら進めていったという今回のプロジェクトでは、「伝票 = つまり紙」をなくすこと、そしてDjango+Vueで開発する点など、様々な挑戦がありました。
MDチーム所属 エンジニアリーダー 安齋
Django、Vue.js、Dockerなどを使って得た技術的なTipsのお披露目のほか、社内の有識者に相談をして知見を得るなど他チームも良い意味で巻き込みながら進んでいった本プロジェクト。デザイナーが作成したワイヤーフレーム案についてチームで話し合いながら決めていくなど、チームが歩んだこの1年がギュッと詰まった登壇でした。
自社サービスの開発を経て、さらにその先へ
トリを務めたのは外販チームに所属し、ハンズラボの自社サービス「Postfor」の開発に携わる藤原です。
外販チーム所属 藤原
「Postfor」は、ハンズラボが提供する画像コミュニケーションサービスです。売り場の状況を店舗と本部で簡単に共有することができ、撮影した店舗などの画像に書き込みができるなど、様々な機能を備えています。
今後もハンズラボは新たなサービス開発などの新規事業に取り組んでいきたいと考えています。本セッションでは、新規事業を考えていくにあたりどんなことが必要か、何に気を付けたら良いかなどを、外部講師から得た知見などもまじえながら藤原がまとめて解説していきました。
新規事業のアイディアの種は、日常の中にあったりもするもの。日頃から課題について意識し、お客様のことを考えて過ごすことで、ふと閃きが生まれそれが新しい事業のきっかけになる可能性もあります。もっと楽しく、もっと皆が新しいビジネスに関わりたくなるように語りかける、そんな背中を押してくれるセッションでした。
社内イベント「Devイベント」を終えて
当初考えていた社内での情報の共有や、刺激をお互いに与え合うことができたイベントになったかなと感じています。終了後にアンケートを取ったところ「次回登壇してみたい」という社員もおり、ぜひ今後も良いアウトプット・インプットの場を継続していき、ここから新たなビジネスが生まれるかも!?など、(勝手に)夢が広がっています。
そして、社内イベントとはいえ、日程決め、会場抑え、登壇者集め(今回は社内で募集をかけました)、タイムテーブル決め、当日の運営、司会進行などなど、たくさん決めることややるべきことがありました。多くの方に力を借り、無事にこのイベントが開催できて本当に嬉しく思っています。また、これまで社外イベントにたくさん参加した経験も活かすことができました。ハンズラボのメンバーもイベントや社内勉強会に意欲的なので、その雰囲気にもとても助けられました。感謝、感謝です!
今後もこのようなイベントを継続して開催できたらと思います。