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2017.04.18

Microsoft Translator (通訳アプリ)のリアルタイム会話翻訳を使ってみた

Microsoft Translator (通訳アプリ)のリアルタイム会話翻訳を使ってみた

はじめまして!!今年の2月にハンズラボに中途で JOIN した渡辺(和)です!
入社して約2ヶ月という超短期間でチーム移動し、現在は念願だった IOS エンジニアとして働いてます!
さて今回のブログですが、タイトルの通り
Microsoft より、4月7日に公開された Microsoft Translator のリアルタイム会話翻訳を使ってみたので、その感想についてです。
今回の発表によると9言語(アラビア語、中国語(マンダリン)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語)を話す人々と、リアルタイムに会話ができるとのことです。
東急ハンズではたくさんの外国人が買い物に来ることもあり、外国人のお客さんと店員さんが話す内容を即座に翻訳する必要があり、その役目を担ってくれるアプリになるのではないかと密かに期待してます。
ということで、とりあえず実験的にこのアプリを使ってみました。
な、なんとー!!
ハンズラボにはネイティブのケイティがいます!!
早速ケイティと翻訳(日本語 ⇆ 英語)機能について検証してみましたー。
アプリを起動すると、こんな感じになってますー。

いくつか機能があるのですが、店舗での運用で一番使われそうな機能は、いかにも押して感を出している一番主張が強いマイクアイコンのボタン。この機能を検証して見ることに!!
画面遷移すると、こんな感じになってますー。

なんと双方向でお互いの話した内容が言語化されて表示される仕様である!さらに丁寧なことに読み上げもしてくれます。これは凄い!
ケイティがお客さん役、渡辺が店員役とした場面を試してみたいと思います。
ケイティ 「こんにちは。私はフェイスマスクを探してます。」

渡辺 「はい。少々お待ちください。フェイスマスクですね。それは2階にあります。」

おー!簡単なやり取りではあるが、完璧に聞き取り(音声認識)即座に訳しているではないか!!
(若干意識してゆっくり話した感はあるが。。。)
しかし実際の接客では、このようにすんなりとやり取りが終わるケースは少ないと思います。
もう少し踏み込んだ場面を想定した検証を行ってみることに。。。。
やり取りを動画に撮ったのでこちら▼を参照ください



動画の元ページはこちら
んんん???
少し怪しくなってきましたねw
短く簡潔な文であれば音声認識や翻訳を完璧にこなしてくれますが、長い文や固有名詞が入ると、少し聞き取り(音声認識)に苦戦しているような印象です。
今回の検証を通して、残念ながら店舗での使用については正直厳しい印象を受けました。
やはり店舗では質問したら即座に的確な返答を求められることが多いと思います。
今回は画像や動画ではご紹介していないですが、「えーと」や「んー」等の特に意味のない言葉は無視して自然な言葉として訳されてました。翻訳機能はとにかく凄いと感じただけに、聞き取り(音声認識)については少し残念な印象です。
ただ、Microsoft によると機械学習トレーニングによって精度を上げていくとのことなので、外国語を話せない店員さんが外国人のお客さんを対応する日はそう遠くないように感じました。

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