米国EC・小売 HOT NEWS! 【2】〜Amazon Fresh 体験レポート(サービス内容紹介編)〜
皆さんこんにちは、ニューヨーク在住ライターの公文紫都です。
最近のニューヨークは、-10度を下回る日も珍しくありません。
上から下までヒートテックを着ても、手袋を2枚重ねても、指先や足先が凍りそうなほどの寒さに日々怯えています…(泣)
お散歩中のワンちゃんたちも、ワンコ専用の靴や洋服を着用している子が目立ちます。
さて今回のテーマは、ついに! 私が住んでいるエリア(マンハッタン イーストビレッジ近辺)でも使えるようになったAmazonの生鮮宅配サービス Amazon Freshについて。
ニューヨークでの生鮮宅配サービスは、Fresh Directという先行するサービスがあり、とてもポピュラーなので、こちらとどう差別化を図っていくのか興味深いところです。(Fresh Directの体験レポートについては、また後日)
Amazon Freshを使うと、生鮮食品からAmazon.comで販売している書籍、エレクトロニクス、さらには地元のショップで扱っている食料品まで、実に50万点以上の日用品の中から商品を選ぶことが可能! そして、それらを希望時間帯に配送してくれる便利すぎるサービスです!心待ちにしていたので、使えるようになって嬉しい限り♪
もともと同サービスは、Amazonの本社があるシアトルから始まり、サンフランシスコ、ロサンゼルスと米国西海岸の限られた都市で展開してきましたが、2014年末についにニューヨークのブルックリンでサービス開始。
そして2015年に入り、めでたくマンハッタンも対象エリアの仲間入りを果たしました♪
(ただし利用にはいろいろと条件があるので、その辺りは順次説明していきます)
まずは、Amazon Freshの特徴をまとめておきます。
ここに書かれているのは…
■
35ドル以上(※3/6(金)修正。正しくは、50ドル以上です。画像も差し替えました)の注文で配送手数料が無料。午前10時までに注文すれば当日の夕食までに、午後10時までに注文すれば翌日の朝食に間に合うよう配達
■ 牛乳からエレクトロニクスまで膨大な数の日用品の中から(好きな)商品を希望時間帯に配達
■ 地元のお店やレストランで扱っている食料品も配送可能
■ ウェブサイト、モバイルアプリを使い、いつでもどこでも注文可能
■ Amazon Prime membership(Prime会員)の全ての利得(サービス)が受けられる
これはなんて便利なサービス! 今すぐに使いたい! と興奮冷めやらないのですが、実は利用するには色々な問題をクリアしなくてはいけません(私が住んでいるエリア限定かもしれません。他のエリアについては不明です)。
(1)『Amazon Prime members(Amazon Prime会員)』じゃない人は▼
私が住んでいるエリアで、現在Amazon Freshを利用するには、
・Amazon Prime members(年会費99ドル)に加入
・Amazon Prime members 30日トライアル(無料)に参加
のどちらかの条件をクリアしなくてはいけません。
いきなりPrime memberになるのはちょっと…という人は、30日トライアルに参加して、Amazon Freshを使うことができます。ただし30日後もAmazon Freshの利用を続けたい人は、299ドルの年会費を支払い、『Prime Fresh membership』(Prime Fresh会員/Amazon Primeのアップグレード版)に加入する必要があります。結構いい値段ですね(汗)。
『Prime Fresh membership』は通常のAmazon Primeのサービスに加え、Amazon Freshも使えるというサービス内容になっています。
(2)『Amazon Prime members』は▼
すでにAmazon Primeの会員であれば、3月の終わりまではAmazon Freshの利用が可能です。
ただし3月を過ぎると、Prime Fresh membershipに加入しないと(年会費299ドル)継続利用はできません。うーむ、Amazon Prime membersも無敵ではなかったんですね…(笑)
私はすでに夫がAmazon Prime membersなので、すんなりと(いや、実際にはここからまた色々問題があるのだけど…)買い物をすることができました。
次回は、買い物をしたときの様子をご紹介します!