Pick Up! Vol.9 フードEC『Blue Apron』
こんにちは、ニューヨーク在住ライターの公文紫都です。
米国では最近、フード関連のスタートアップが大盛り上がり。
先日TechCrunchから、「The Billion Dollar Food Delivery Wars(十億ドル規模のフードデリバリー戦争)」なんてタイトルの記事も出ていました。
まさにその通りで、次から次へとフード関連のスタートアップが出てきては、どこも他社に負けじと色々なキャンペーンを繰り広げるので、一ユーザーとしては、選びたい放題♪ ちょこちょこ試しては、気に入ったものをリピートするのが、最近の我が家の使い方です。
さてそんなフード戦争の中でも頭角を現しているのは、ニューヨーク発のオリジナルレシピ・料理キットのECサービス『Blue Apron』でしょう。一つ前の記事でもさらっと触れましたが、今回はより細かくサービスの内容を見ていきたいと思います。
Blue Apronのサービスはとてもシンプルで、週に1度、オリジナルレシピと必要な材料が入ったキットが自宅に届きます。
配達頻度やメニューなど、色々とオプションがあるので、自分の好みに合わせて調整可能なのもありがたいところです。
早速私も試してみました。
まずはこちらがトップページ。
工程はとってもシンプルです。
まず、Emailアドレスと、Zipコード(郵便番号のようなもの)を入力。
この時はキャンペーン期間だったので、最初の注文のうち2食分が無料でした。
好みを選びます。宗教の問題やアレルギー等で食べられないものがあれば、予め外しておけます。
それが終わったら、住所などの情報を入力し…
(なぜか私の時は、住所を登録したら、すでに「登録済みの住所なので使えません」というアラートが出ました。新築アパートにつきそんなことはないんだけどな…と、カスタマーサポートに連絡を入れたところ、「住所の数字を一つだけズラして登録してくれれば、こちらで正しい住所に直しておきます」ということだったので、その通りにし、無事登録完了)
もろもろ終わったら支払い情報を入力し…
配達希望日を選びます。
デフォルトで、数回先まで配達予約が入っている設定になっているので、もしこの週はいらない…というタイミングがあれば、「スキップ」することもできます。
スキップを選ぶと、カレンダーの緑マークが、赤の☓ボタンに変わります。
Blue Apronで気に入ったのは、カレンダーの右側に、「この週はこんなメニューですよ」という内容が、写真付きで出てくるところ。さらに、その内容は変えることもできます! いくつか候補があるので、このメニューじゃない方が…と思ったら、カスタマイズできるようになっています。
私は、「ポークチョップ」「チキンピタ」「ナマズ」をセレクト。そうそう、アメリカでは結構ナマズを食べるんですよね。
Blue Apronのサイト上では、調理器具を買うこともできます。
ここで注文はおしまい!
そして無事、指定した6/9にやってきました。
外見はこんな感じ。
蓋を開けると…カワイイですね。
生鮮食品が入っていますからね。厳重な梱包。
そして、ご対面〜!! 上の方に野菜やらピタパンやらが入り…
氷の下に、お肉、お魚が入っていました。
しかーし!!! どこを探しても、ポークチョップ用の豚肉が見つからない! ポークが無くては、ただのチョップじゃないか! ていうか、チョップって何だ!? と疑問を抱きつつ、再びカスタマーサポートに連絡。
翌日メールが返ってきて、お詫びの一言と共に、次回もう一度使える割引クーポンを発行してくれました。お肉はこちらで買ってほしいとのことで、そうしました。無事、ただのチョップ回避!
早速調理に入っていきます。 まずは、チキンピタを作ってみることにしました。
こんな風に、レシピノートが同封されているので、まずは必要な材料を冷蔵庫から取り出します。
こちらが全部並べてみたところ。
何がありがたいって、必要な調味量(オリーブオイルや塩コショウは除く)が全部入っていること。しかも、必要な量が予め計ってある!!! これぞ、The主婦の味方。
見てください。素晴らしいですよね。今まで使ったことのないスパイスに、何かの実。これは期待が高まります。
あとは料理手順が書いてあるので、それに沿って作っていきます。
もちろんオール英語なので、絶賛英語勉強中の私は、iPhone片手に事前に分からない単語や文章を調べ、全て理解した状態で調理を始めます。じゃないと、作っている途中で、なんだこれ!?でストップしちゃうことは目に見えていますからね(笑)。
写真付きなので、分かりやすいし、何よりすごい簡単でした。
そしてできた料理がこれ…きゃー、お肉の切り方が雑♪ 結婚するまで、ほとんど料理してこなかった身なので、許してください〜!!
乗っけてみました。私バージョン↓
主人バージョン↓
むむ。気づいていた。主人の方が、私より女子力高いこと(笑)。
この日は一品じゃ足りないかな? とスープも用意しましたが、結構ボリュームたっぷりなので、実際には1品でも問題ないかと思います。
そして翌日、一日空けてその次の日もそれぞれ調理してみました。
Blue Apronは、紫玉ねぎが大好きなんですね!
この副菜的なお野菜が結構量が多く、一回では使い切れないので、何回かに分けて食べるか、予め使う量を減らしておかないと、連日食べることになるので、少し工夫が必要そうです。
かなり簡単に、しかも普段なかなか自宅では作らない料理が作れるという意味では、Blue Apronのリピートはありだと思います。割引クーポンももらったし、また使ってみようかな♪
それでは今日はこの辺で!